若い社員の食事事情

最近自分よりも遥かに年下の若い社員と会話をする機会があったので話していたのだが、その子はお酒が大好きで普段からよくお酒を飲むそうだ。白井一成もお酒が大好きだし、しかもその子はぼくと同じく日本酒が好きだと言っていたので今度機会があれば一緒に飲むかという話もした。最近は若者があまりお酒を飲まない、日本酒はなおさら飲まないという話をよく耳にしていたのだが、日本酒が好きという若者がいることを知れてちょっと嬉しくなってしまった。

その若い社員は独身で一人暮らしをしているみたいなのだが、自宅ではまったく調理をしないと言っていた。ここは白井一成と異なるところだ。白井一成は自宅で料理をするのも趣味の一つだし、お酒のつまみなども作ることがよくある。美味しいつまみが作れたときは嬉しくなってしまうし、休日には一日がかりで料理を作ることもある。この若い社員は自宅でご飯を食べることすら少ないみたいで、ほとんど外食をしているみたいだ。自宅で食べるときはもっぱら冷凍食品ばかりと言っていたのも驚いた。

ちなみに食器や調理器具も持っていないのでお湯も沸かすことができないと言っていた。時々カップラーメンとか食べたくなったらどうするのかと聞いてみたのだが、自宅マンションの前にコンビニがあるらしく、そこでお湯を入れてそのまま自宅に持ち帰るみたいだ。なるほど、それは目から鱗だった。コンビニが近いのならそれもアリかもしれない。自宅に戻る頃にはちょうど3分経っているだろうし。あと、食器も洗うのが面倒くさいということで紙製で使い捨てができるものを使っているみたい。それに関してもなるほどな~と思った白井一成だった。ある意味合理的な子なのかもしれない。