営業マンの基本とは

白井一成だ、こんにちは。白井一成は仕事で営業をしているのだが、営業って難しい。ぼくのやっている営業は既存の顧客へのアプローチだからそれほどでもないのだが、新規開拓の営業などはやはり難しい。新規顧客を開拓するときや、商品を直接売り込むときの営業はまた別のスキルが求められるし、より高度なテクニックが必要となる。白井一成も若い頃に商品を直接消費者に購入してもらうための営業を少しだけやっていたのだが、その時はとにかく分かりやすく説明することに力を入れていた。

当時の先輩からは「相手を小学生だと思って話せ」と言われていたのを思い出す。最初は意味がよく分からなかったのだが、仕事を続けているうちに分かってきた。商品を売る側のこっちはその商品やサービスに対してきちんと理解しているエキスパートだが、買う側からすると何の知識もない。専門用語を使われたり難しいことを言われてもまったく頭に入らないのだ。だからこそ小学生を相手にしているように、相当かみ砕いて分かりやすく説明してあげないといけないということだ。

あと、営業マンによってはわざと専門用語や難しい言葉を使って自分を賢く見せようとすることもある。自分を賢そうに見せることで商品を購入してもらおうという考えなのかもしれないが、正直言ってこれは逆効果と言えるだろう。難しいことを言われてもお客さんからするとチンプンカンプンだし、途中から心を閉ざしてしまうはずだ。実際にぼくもそういう経験をしたことがある。今の職場でも部下にはお客さんと接するときにはなるべくわかりやすい言葉で説明するようにと指導している。営業マンにとって基本だと思うし、これができないようでは営業マンとして大成はしない。